子供の頃から、実家を出るまでの間、お母さんが炊いてくれて茶碗によそったご飯を食べていた時に比べ、大人になって外食するようになると、茶碗やお皿に米粒が残りにくくなっていることに気づいていますか?
これは「急に箸の使い方が上手くなった」訳ではなく、外食時のご飯やコンビニやスーパーのお弁当に入っているご飯には、1合につき1~2グラムの「米油」が混ざっているからなのです!
なぜ、ご飯を炊くだけなのに、米油を混ぜるのでしょうか???
飲食店のメリットが大きい
ほとんどの飲食店では、大きな炊飯器でお米を炊き、大きな保温ジャーで温めていて、注文ごとにしゃもじで盛り付けます。しゃもじをそのままにしておくと、ご飯つぶが乾燥して硬くなってしまうので、しゃもじを水に漬けたりしますが、米粒が水に流れて無駄になってしまいます。
ところが、米油を混ぜて炊くと、こびりつきロス減で7%コストダウンできるのです。
さらに米油を混ぜて炊くことで、お米の粒感はそのままに、炊き上がり重量が8%アップします。ごはんの杯数が多くなり、コストダウンにつながるのです。
つまり、合計15%ものコストダウンにつながるので、飲食店・お弁当屋さんの多くは、米油を混ぜてご飯を炊いているんです。
利用者(わたしたち)のメリット
お米が「艶々に見えること」「農家の方に申し訳なく思わない(米粒を残さない)で済むこと」です。
デメリットは何と言っても「想定以上の油を摂取させられ、カロリー過多になる」事が挙げられます。
よく「外食(コンビニ弁当)ばかりでは栄養が偏る」と言われるのは、揚げ物が多くなりがちなこと以外に、ヘルシーと思って海鮮丼を食べても、米油を摂取させられてしまっているのです。
ごはんを炊くとお米同士がくっつく、釜にごはんがこびりついてしまう……といったことはありませんか。
お米がくっつきやすくなるのは、炊飯時にごはんが粒割れをし、でんぷんが流出してしまうことが原因です。
これでは、作業効率がダウン。お米のロスも発生してしまいます。
今回は、このようなお困りごとを解決しながら、コストダウンも実現する「ごはんのための米油(炊飯用)」をご紹介します。
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