交通ルール・道路交通法などを「間違っている人に指摘するtweet」や「笑ったり馬鹿にしたりするレス」をよく見るけど、「交通ルールを無視する暴走車」は外から見て判るけど、「ルールを知らず当たり前に破る一見普通に見える車」がめっちゃ沢山走っている、だから「あの車の運転手、ルール知らない人かも」と注意して運転する事が一番大切なことと、最近思います。
走行車線と追い越し車線
上の絵で、左側をイメージしている人が沢山居るそうです、怖い。
赤字の走行車線は、原則として速く(制限速度内めいいっぱい)走る車も、ゆっくり(最低走行速度付近)走る車も、使わなければいけない走行レーンで、右側の追い越し車線は「追い越すときだけ」使用するレーンですよ!
「一応確認なんですけど、コレってバイパスとか一般の下道でも当てはまるんですかね?」なんてレスもあります、恐ろしいですよね…
一応確認なんですけど、コレってバイパスとか一般の下道でも当てはまるんですかね?
高速が確実にコレなんは流石に解ってるんですが— アハト・アハト (@BaH8PVNqKJRTukq) August 11, 2022
【合流と左折】どちらのウインカーを出すべきなのか?
交差点なのか、合流なのかは停止線の有無で決まり、上の絵は当たり前の事を描いているのですが、何も考えていない人も結構いて、舌の絵赤丸の様に、逆のウインカーを点滅させる人が居ます。
交差点で右ウインカーを使う車をみると「右折(自分の車の方)できるって勘違いしてるぞ、逆走に警戒しなきゃ!」となりますし、
合流で左ウインカーを使う車をみれば「左によって停車するつもりかな?」となります。
そうなると2車線の道路を走行中の車は速度を落とすことになり、後ろの車に気を配らなければなりません。
「ルール知らない人、知ってて無視する人」が存在するから、それを警戒して運転しなきゃ自分が危ないのは理解してますが、疲れちゃいますよね…
東名高速夫婦死亡事故
東京新聞の記事では、こういう写真で事故を説明しています。
ほとんどの新聞やテレビが似たような解説をしていますが、「ルールを無視する人や変な人が存在するのは事実」を崩すことが出来ない大前提として考えたら、犯人を悪く言っても何も変わらないので、自分がまきこまれたらどう対処すべきか?をしっかり広めて欲しいと思います。
探してみると、日経新聞が少しまともでした。
一番の違いは、道路の向きを横にしているか、縦にしているかです。縦にしてくれなければ、左に寄って停まらなかったから不幸な事故に巻き込まれた、と気づきにくいですよね。
あおり運転だけではなく、「道路で故障やトラブルに巻き込まれてしまったら、左に寄ってから停止する」が、これからも車を運転する人にとって、唯一の教訓だと思います。
どう考えても、この状況で追い越し車線で停止するべきではなく、左に寄って路肩で停まれたはずで、そうすれば防げた不幸だと思いませんか?
「もし後ろから煽られたら、左に寄ってから停止する」
そうすれば、最悪でも煽った人に殴られる程度で、後続車に轢かれて死んでしまう事態にはならない、と心に留めて欲しいです。
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